

内装リフォームや店舗改修において、仕上がりの美しさや耐久性を大きく左右するのが「ボード工事」です。
クロスや塗装などの仕上げ材に目が向きがちですが、その土台となる下地が整っていなければ、どれだけ良い仕上げ材を使っても本来の性能は発揮されません。
本コラムでは、ボード工事の基本から工法、施工手順、石膏ボードの種類までを詳しく解説します。
ボード工事は、内装工事の中でも完成後には見えなくなる工程ですが、クロスや塗装など仕上げ材の美しさや耐久性を左右する重要な役割を担っています。
下地の精度が、空間全体の品質を大きく左右すると言っても過言ではありません。
ボード工事とは、石膏ボードや合板などの材料を用いて、壁や天井の下地面を形成する内装工事です。
軽量鉄骨(LGS)や木材で組んだ下地にボードを貼り、室内空間の基本となる「面」を作ります。
構造体ではありませんが、居住空間の完成度に直結する重要な工程です。
ボード工事には、仕上げ材の下地形成、耐火性・遮音性など性能面の確保、ひび割れやクロスの浮きといった不具合を防ぐ役割があります。
正確な施工が、長期的な品質維持につながります。
施工後に見えなくなるため軽視されがちですが、ビス間隔や下地位置、継ぎ目処理が不適切だと、数年後に不具合として現れます。
ボード工事は、時間が経ってからこそ差が出る工程なのです。
ボード工事には複数の工法があり、建物の構造や用途、求められる性能によって使い分けられています。
工法の違いは仕上がりの印象だけでなく、遮音性や耐火性、将来的な使い勝手にも影響するため、特徴を理解することが重要です。
軽量鉄骨(LGS)を下地に組み、石膏ボードを貼る工法で、商業施設やオフィス、マンションなどで広く採用されています。
寸法精度が高く、壁や天井をまっすぐ仕上げやすいのが特徴で、配線や配管を内部に納めやすく、将来的な間取り変更にも柔軟に対応できます。
コンクリート壁に接着剤で石膏ボードを直接貼る工法です。
壁の厚みを抑えながら内装を整えられるため、RC造マンションのリフォームなどで多く用いられ、限られた空間を有効に活用できます。
二重貼りによる遮音性向上や、吸音性・意匠性を備えた化粧パネルの採用など、用途に応じた工法選びが快適な空間づくりにつながります。
建物の構造や用途、求める性能を踏まえた選定が重要です。

ボード工事は、決められた手順を正確に行うことで品質が確保されます。
工程自体はシンプルですが、各段階での精度が仕上がりや耐久性に大きく影響します。
ここでは、一般的な施工の流れと注意点を整理します。

施工は基本的に天井→壁の順で行います。
ビスは外周部100〜150mm、中間部200mm程度の間隔が目安です。
ビス頭は表面よりわずかに沈む程度が適正で、深すぎても浅すぎても仕上げ不良の原因になります。
継ぎ目処理を丁寧に行うことが、美しい仕上がりと耐久性確保の鍵となります。

石膏ボードにはいくつかの種類があり、仕上げ方法や求める性能に応じて適切に使い分けることが重要です。
ボードの種類を理解して選定することで、仕上がりの美しさや耐久性を高めることができます。

平ボードは伸縮が少なく、塗り壁などフラットな仕上げに適しています。
ベベルボードは最も一般的で、住宅や施設の壁・天井下地として幅広く使用されます。
テーパーエッジボードは、継ぎ目を完全に消したい場合に適しており、高い平滑性が求められる空間に有効です。
どの種類のボードでも、適切な施工と目地処理が欠かせません。
仕上げ方法や空間の用途を踏まえたボード選定が、長く美しい内装を実現するポイントとなります。
ボード工事は完成後には見えにくい工程ですが、内装の美しさや耐久性、快適性を大きく左右する重要な下地工事です。
工法や施工手順、石膏ボードの種類を正しく選び、丁寧に施工することで、クロスや塗装など仕上げ材の性能を十分に引き出すことができます。
リフォームや内装工事を検討する際は、仕上げだけでなく、下地となるボード工事の内容にも目を向けることが大切です。
株式会社ミヤガワでは、用途やご予算に応じた最適なボード工事をご提案しています。
新築・改修を問わず、まずはお気軽にご相談ください。
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